読みもの

2022/11/18 11:53


ゆずの使い方。
みなさん、知っているようで知らないことも多いと思います。

私も東京で暮らしていた時は、冬に白菜の漬物を作るときに、ゆずを絞って使うか、
お風呂に浮かべてゆず風呂にする程度でした。

徳島にきてから、ゆずの農家さんにゆずを皮ごと、そして種まで楽しみ尽くす方法を教わりましたので、
ご紹介しますね!

1)皮のむき方
ゆずの香りをたっぷり楽しむために、写真のように、皮はクルクルむくのがおすすめ。(写真真ん中)
白い部分は苦味があるので、黄色い外皮を向いていきましょう


2)皮を楽しむ
1でむいた皮は、千切りにして → ラップに小分けして包む → 冷凍保存
これで、ゆずのシーズンが終わっても、年中ゆずの香りをお料理などに加えることができます!
例えば、お吸い物には、仕上げに千切りしたゆずを、ほんの少し加えるだけで 本格的な風味が簡単にできますよ。

3)果汁を搾る
皮をむいたゆず(写真右)を、ヘタに対して水平にカットし、絞り切りましょう。
絞った果汁は、瓶に詰めて冷蔵か、保存袋で冷凍保存がおすすめです。
ゆずの産地では、米酢や穀物酢の代わりに、ゆず果汁を「ゆず酢」として使うんです。
香りは高いけれど、酸味はマイルド。
ちらし寿司やドレッシングに使うとぐんと風味が良くなります。

4)タネを使う
これは、産地ならではの楽しみ方。
果汁を絞った後の種は、捨てずにとっておきます。
乾いた瓶に入れ、焼酎か日本酒をたねが隠れるまで加えましょう。
冷蔵庫で2〜3日すれば、ゆずの種からペクチンが出てきて、とろみのある自然の化粧水ができます。
私も冬になると、ゆず種化粧水を定番で使っています!

*アルコールに弱い方はお気をつけください。


果汁だけでなく、皮、種まで楽しむ方法、いかがでしたか。
そのほか、お料理やお菓子へのアレンジも無限大です

この時期だけの 自然の恵を 思いっきり楽しみましょう。








徳島県名東郡佐那河内村下字西ノハナ26-1

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